雑感
8 「無理」と「やだ」の違い
前を行く女子高生が二人、「無理」と「やだ」はどちらがいいのか、という話に興じている。詳細は定かではないが、どうやら「やだ」の方が優しい、というようなところに着地しそうな話であった。確かに、「無理」にはもうそれ以上はないと […]
7 平均をねらう必要はない
①元日「なのに」映画を観に行った②元日「だから」映画を観に行った 現実に起きたのは、元日に映画を観に行った。というだけのことなのに、私たちは①だの②だのといって、それに意味をつけたがる。そうして、他人から①と言われれば、 […]
6 人生800年時代は来るか
インド哲学では金・銀・銅・鉄の4つの時代があって、それぞれ800歳、400歳、200歳、100歳まで生きられるのだとか。今は鉄の時代で、次には金の時代が控えているという。人々が争い、奪い合う今のような時代には長くは生きら […]
5 人の死を悼むということ
安倍元首相の国葬に関する論争がやまない。英国のエリザベス女王の逝去によって、その意義がさらに問われはじめ、葬儀の本来の意味を逸脱して、賛成派と反対派による水掛け論の様相を呈してきているのには、少々閉口する。葬儀とは本来、 […]
4 遅れて来た枝垂桜
桜の季節になると、庭に枝垂桜が咲いたから見よ、と、きっと家人が言う。ならばと庭に降りて、雑然としたその広がりを眺め渡してみるが、花は2、3あるものの、枝垂桜と思しき代物は発見できずにしまった。 桜の盛りは過ぎて、青葉の頃 […]
3 なくなりそうなもの
なくなりそうなものの一つに、病院がある。こういうと何か予言めいたものを感ずる方もおられるかもしれない。根拠は特にない。しかし、いたって真面目に、そのように思うものである。願望と言うと、かなわない率が高くなるから、そうなる […]
2 常識を知らない交野左絵
歯医者で歯石を取ってもらった後に、助手とおぼしき人が交代して歯を磨くのだと言った。ことばに遠慮がなく、動きには無駄があった。よもや、と思わないでもなかったが、思ったことが形になることはわかってきていたので、あわてて打ち消 […]